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依頼人との面会、霧に覆われし真実『アケギ視点』
暫くするとようやく聖都へ到着した


アケギ「メンチにマチ

    俺はこれから政府の人間に会い詳細を聞くつもりだが

    お前達はどうする?」

メンチ「どうするってなによ?」

アケギ「いっしょにくるかそれともその辺を観て歩くか」

マチ「あたしは一緒に行くわ」

メンチ「ならあたしも」

アケギ「解った

    お行儀よくしてろよ」

メンチ「・・・・・」


駅を出て暫く歩くと政府の管轄する建物へと付いた


アケギ「すいません治安関係の責任者に会いたいのだけど?」

受付「アポイントはおとりで?」

アケギ「いや、『鳳冥』がきたと伝えてくれないか?」

受付「少々お待ち下さい」

アケギ「ああ・・・・・」


内線電話をとり連絡を取っている受付嬢

フロアーを眺めながら少し待つと


受付「御会いになるそうです

   底の階段を上がって右へ行き突き当たりの第一応接室でお待ちくださいませ」

アケギ「ありがとう

    メンチ、マチ行くぞ」

メンチ「はいよ」

マチ「ああ」


メンチとマチをつれて二階の応接室へと向かった

2人とも黙ったまま付いてくる

応接室の前に立ちドアをノックすると

『コンコン』


監察官「入りたまえ」

アケギ「失礼する」

監察官「君が鳳冥か?」

アケギ「ああ、それで細かい詳細を伺いたいのだが」

監察官「ああ、事件がおき始まったのは10年前

    調べた限りはここ10年の間に行方不明のなったのは

    5〜10才の少女が72人

    半年後とに12人いなくなっていた

    地域はここから北西へ少し離れたところにある『ティア』という街の周辺

    発見が遅れたのは旅行者と住民が混在していたため

    人攫い人身売買のコミュニティの類だと思い込んでいたためだ」

アケギ「『ティア』・・・・たしか世界でも有数の宝石の原産地でしたよね」

監察官「ああ、希少価値の高い宝石『ブラッド』の原産地だ」

アケギ「・・・・・それもたしか10年前からですよね?」

監察官「たしかに・・・

    やはり関連があると?」

アケギ「まだ解りませんが

    可能性はあります」

監察官「・・・・・」

アケギ「他に気になる点はありますか?」

監察官「ああ、『ブラッド』が発見されてから『ティア』の統治者があまり姿を見せなくなった」

アケギ「姿をですか?」

監察官「ああ、殆どが代理人を使っている」

アケギ「・・・・・」

監察官「やはり何かあると?」

アケギ「まだ解りませんが

    その周辺を重点的に調べる必要がありますね」

監察官「それと『ブラッド』だが産出が少なくなると行方不明者が出る」

アケギ「やはり『ブラッド』に何らかの関係がありそうですね」

監察官「私もそう思い部下を何名か『ティア』へ忍ばせたが

    たいした時も立たずに連絡が取れなくなった」

アケギ「・・・・」

監察官「これ以上の被害は出せないために

    伝を頼って貴方へ依頼を頼んだのだよ」

アケギ「なるほど・・・・・

    とりあえずその街の管理者と街周辺を調べる事に致します

    それと『ブラッド』の炭鉱への許可を戴きたい」

監察官「一日待ってもらえるか

    翌日には出るようにこちらで用意しよう

    それまでの間こちらで用意したホテルで暫し休んでくれ」

アケギ「ありがとうございます

    それでは翌日またきます」

監察官「よろしく頼む」


挨拶を交わし部屋を後にした

暫く黙って考えながら歩いていると


メンチ「・・・・アケギ

    あんた今回の事件の原因に心当たりがあるんじゃないの?」

アケギ「ああ、だがまだ確定していない

    他の要因もありうる・・・・・

    どう思うサヨ」

サヨ「・・・・・70%の確率で原因はアレだと思うわ」

メンチ「!!!・・・・何時の間に後ろにいたの!?」

マチ「!!・・・・・・」

アケギ「ああ、言ってなかったなサヨは『使い魔』だ

    俺がある遺跡を調査してたときに使約した

    主に俺と依頼人のパイプラインになってもらっている」

サヨ「よろしく・・・・」

メンチ「・・・・・あんたなんでもありね」

マチ「・・・・・ほんと

   後どれだけ隠し玉があるのやら

   底が知れないわね・・・・」

アケギ「それは買被りだ

    俺はしがない喫茶店のマスターだ

    それ以上でもそれ以下でもないさ」

メンチ「はいはい、でどうするの?」

アケギ「とりあえず許可が下りるまで動けないから

    今日はゆっくりとホテルで休みだ」

メンチ「ならあたしは少し買い物に行ってくるわ」

マチ「あたしも少し観て歩いてくる」

アケギ「解った、夕食までには戻れよ」

メンチ&マチ「「わかってるわ」」


それからメンチ達と別れて俺は一人ホテルへ向かった

ホテルでチェックインを済ませて部屋へ赴き

そして今ある情報の中での可能性を模索した

いなくなっている処女は72人

半年で12人・・・・これはある儀式につかっていると思われる数字だ

ダビデに関することだと思われる

・・・まさかな、だがアレに近い

まだ判断するには早すぎるか

暫く調査してそれからでも遅くは無い

今日のところは休み明日から本格的な調査をして判断しよう

まぁ、管理者と『ブラッド』が関係していることは明白だがな

今回の依頼も一筋縄では行かないようだな・・・・・

テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学

【 2007/12/16 14:28 】

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